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エトブン社 絵草紙 <<espresso ETOBUNSHA>>

エトブン社です。絵と文を描いています。


by etobunsha
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カガク部、ISSと日本実験棟「きぼう」の話をJAXAの人に聞く。

理想のロックTシャツがなかなか見つからないんです。

どーも、エトブン社こと、カオリです。
カオリという名はなかなかロックだと思うのですが、
いかんせん、見た目がロックじゃなくて不二家の店先なのが悩み。
ロックなカエラちゃんみたいに
前髪作りたいけれど、タジマ先生とか言われたらどうしよう、
というのも悩みです。

そんなロック少女になりきれないオリーブ少女のワタクシですが、
天文ガールでもあるのです。自称です。エセです。

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でもほら、スペーシーな絵も描いたことある。

え?どこが天文かわからない?
じゃあ、これ。
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ね、宇宙の旅です。2001です。モノリスです。

ほいで、
今年は2010だったり。きょ年は国際天文年だったり。
そんなこんなでエセ天文ガール、部員二人の「カガク部」活動で
札幌市青少年科学館に行ってきました。
もう、"遙か遠い宇宙の彼方"な2月の思い出話なんですけれどね。

2月の7日。
部長は初めての青少年科学館。
書記のワタシはきょ年の12月のこれのとき以来の来館。
その目的は、

ジャジャーン。

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さすがプロ。見事な写実画ですね。
ふざけたトンボとテナガエビの図ではありません。

宇宙セミナー
『よくわかる国際宇宙ステーション~いよいよ本格運用!日本実験棟きぼう』

に参加したのです。
でその直後の感動をそのままに描いたISS(国際宇宙ステーション)です。

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講師はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の村木祐介さん。
札幌出身で北大時代は科学館で天文指導員もされてた方。

セミナーはとても有意義で満足感のあるものでした。
何がいいって、プラネタリウムで聞けるのがいい。
あのイス、家にほしい。



当日のくわしい様子は(きちんとセミナー翌日にアップされていた)天文係さんの
すばらしいブログや


こちらの告知記事ブログを見ていただいた方が詳しいのです。
が、カガク部書記として、
ワタシからも感動を伝えましょう(本当は直後に伝えたかったの。でもデータが消えたの)。

村木さんが現在プロジェクトに関わっているのはご存じ、
ISS(国際宇宙ステーション)。今は野口宇宙飛行士が滞在しています。
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野口さん、といえばTwitter。
こないだのつぶやきは、
「すみません、仕事に夢中で日本の通過を見逃しました。」

言ってみたあああい。

ワタシのつぶやきなら
「すみません、酔って終電乗り過ごしました。」だもの。

高度400km。約90分で地球一周しているISS。
村木さんの仕事は、3度に分けてISSにドッキングし組み立てた、
日本の実験棟「きぼう」の運用管制官(フライトコントローラ)。
また、機器開発もされています。
運用管制官の仕事のお話で印象的だったのは、
危機管理について。
ここで必要なのは「想像力」なんですと。

前にブラックホール研究の先生も話していました。
科学者にはクリエイティビティーが必要と。
村木さんの場合、
どんな危機が想定されるか、限られた空間でどう対処するか、
ハザードに対する想像力が欠かせません。

あらゆる問題に対処するため、地上にも「きぼう」とまったく同じものが
設置されているそうです。映画「アポロ13」を見た人ならピンとくるでしょう。
地上職員のカッコ良さがわかる名作ですもの。エド・ハリスですもの。

村木さんは正真正銘の天文宇宙少年でした。
幼稚園のころから天文博士になりたいと思い、毛利宇宙飛行士を見て
宇宙を目指すようになったそうです。
(ワタシ:男の子の友達に
「あのアシナガバチをつかまえて!」と無理なお願いをし、
彼はその後刺されて大泣き)

中学では宇宙の作文コンテストで受賞し、向井千秋宇宙飛行士に会い、
ますます宇宙飛行士への夢ふくらむ。
(ワタシ:母が勝手にワタシの名前で校内の標語コンテストに
応募し受賞。誠に不服な表彰を受ける)

やはり、ソンケーできる人との出会いは大切ですね。
あ、
小学2年の時、詩人の谷川俊太郎さんと出会ったんだよな。
思えばあれが文章に目覚めた……
と、そんなムリヤリのきっかけをこさえてもいいかしら。

村木さんは29歳の今も宇宙への夢を持っています
(ワタシも夢の数だけは天文学的数字です)。
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ところでみなさん、
今宇宙に何人の人がいるかわかりますか?
そんなときにはこちらのサイトをご覧あれ。

今宇宙に何人いる?「How Many People Are In Space Right Now?」


今は5人(ISS内)だけど、スペースシャトルやソユーズがドッキングしたら
10人を超えることも。
見上げた空に人がいるんですよ。
ものすごいことです。
ジャンボジェットもすごいけどね。

そうそう、スペースシャトルは今年で引退なのだそう。
原因はそのコスト。アポロのような使い捨てロケットの方が効率的なんですね。
今現役なのがエンデバー、アトランティス、ディスカバリー、
あと何回見られるのかな。
あの飛行機のように着陸する宇宙船というのは衝撃的な絵。
ロケットとは違う、確かに「船」です。
今後見られなくなるのは残念だなあ。

アメリカが次に飛ばすのはアポロのような有人宇宙ロケット。
2015年の予定です。
それまでISSへの物資輸送はロシアのソユーズです。
あと、民間で開発して
NASAが買い上げる無人輸送船、なんて構想もあるそう。

村木さんのお話では、重さがなく、対流のない宇宙空間は実験する場所として
最適。企業がスポンサーになって商品開発のもとになる
実験も行われているのだとか。
宇宙にはまだまだ可能性があるんだな。
なにより夢があるもんね。
で、
そんな宇宙に行きたい人に朗報です。
村木さん曰く、
お金を出せばソユーズにのせてくれるそうです。

運賃は、20〜24億円。
整理券はお降りの際に運賃箱へお入れください。

あ、ちなみに日本の有人宇宙開発。2016年までは政府の基本方針が
決まっているそうなので宇宙ファンの方はご安心を。

とまあ、
いろいろ書きましたが、わかりやすい動画がたくさんあります。
画伯の絵よりも正確で美しいISSときぼうの姿が見られます。

んで、
さすが元天文指導員だった村木さん。
会場がプラネタリウムだったので星の解説もしてくれました。
ISSと宇宙のお話もわかりやすかったけど、
今夜の夜空もわかりやすかった。

その夜、
部員二人は別の女友達と合流して夜ごはんへ。
さっそく今宵の感動をその女子に伝えました。
「やっぱりさ、理系で説明が上手な人のお話って
筋道が立っててわかりやすいよねえ」
と、女友達。続けて、

「で、その人独身??」

あのね、
これ、
婚活じゃなくて部活ですから。
すみませんね、天文ファンのみなさん。
だれか素敵な男性がいた場合、
どなたであっても独身かどうか確認するのが
独女業界のあいさつなのです。
というわけで、
どんどん婚活から遠ざかる部活動。

カガク部はこれからもサイエンスロマンを求めて
活動しつつけます。部員募集中(条件:一生懸命じゃない方、怒らない方)。
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by etobunsha | 2010-03-27 16:42 | 未分類 | Comments(0)